瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

May 1, 2018

祝! 奥村洋介君 学会賞受賞!

posted by Tomo

2018年3月3日に、大阪市立自然史博物館で開催された軟体動物多様性学会 国際研究発表 (International Malacology Seminar)において、理学研究科生物科学専攻 修士2年の奥村 洋介君が軟体動物多様性学会大会優秀賞(Research of Excellence)を受賞しました。
 おめでとうございます!

http://fserc.kyoto-u.ac.jp/wp/blog/archives/25141



Mar 5, 2018

ガタガール生物展・原画展開催中!

posted by Tomo

京都大学白浜水族館にてガタガール生物展開催中です!この週末はたくさんのお客様にお越し頂きました。ありがとうございます!

開催中ばい!
複製原画、乾燥標本、生態標本が展示中です!
干潟の生き物写真も展示中。
ガタガール原画展入り口。
南方熊楠記念館さんでは、ガタガール原画展も開催中です。ネームや直筆原稿も展示中!原画展では、原則写真撮影禁止となっていますので、お気をつけ下さい。









Mar 2, 2018

ガタガール生物展、原画展、明日より開催!

posted by Tomo

 ガタガール生物展、原画展が明日から開催です。白浜水族館で生物展を見て、番所山の上にある南方熊楠記念館で原画展を見て、描きおろしポストカードを買って行くというのはどうでしょう!?ポストカードの販売は、南方熊楠記念館のみとなっております。
 原画展では、ネームや生原稿、小原先生の私物まで様々な物が展示されています。京都大学瀬戸臨海実験所に眠っていたカジキソード!?も展示されます。

展示ケース内には複製原画と標本が並んでいます!
漫画に出てくる生き物の説明書きには、漫画の差し込みが!
山の中腹にある駐車場まで車で行けます!















Feb 26, 2018

ガタガール生物展もうすぐ開催!

posted by Tomo

 ガタガール生物展開催まで1週間を切りました!絶賛、準備中です。小原先生の描き下しサイン色紙、複製原画、乾燥標本(約100点)、生体展示(約20点)、生態展示(模型)、干潟の生物写真などいろいろ展示されます。皆様、ぜひぜひお越し下さい!
 5月19日は南方熊楠記念館で小原先生が来られてのギャラリートーク、5月20日は京都大学の教員による干潟観察会です!干潟観察会にも小原先生は来られる予定にしています。どちらも申し込みが必要です。3月3日より受付を開始しますので、HPをご覧の上お申し込み下さい!

複製原画!
複製原画!!
乾燥標本(甲殻類)
乾燥標本(軟体動物)
生態展示(模型)、乾燥標本
漫画のコマを再編集して、生体展示の展示説明文にします!各水槽もチェック!
鳥のイラスト
標本の和名、学名のラベル
生態展示(タイラギ)


















Feb 23, 2018

祝! 吉川晟弘さん、論文出版。

posted by AA

博士後期課程大学院生の吉川晟弘さんが、オランダの甲殻類国際 誌 Crustaceana に掲載されました。おめでとうございます!

これは、沖縄、奄美で採集された謎のヤドカリが何であるかを、調べたものです。

©吉川晟弘

Yoshikawa A., Nakano T., Satoh T. P., Asakura A. (2018) A colour variation of Clibanarius virescens (Krauss, 1843) (Decapoda, Anomura) collected from Amami Oshima Island and Okinawa, Japan. Crustaceana 91, 85-101. doi: 10.1163/15685403-00003748.

During our survey on the intertidal hermit crab fauna on Amami Oshima Island and Okinawa Island, southwestern Japan, we collected specimens identified as Clibanarius species by their morphological features, but that had an unknown coloration for the genus: they have whitish ambulatory legs and a whitish shield. For species identification of these specimens, we observed their coloration and morphology and also performed phylogenetic analyses using the genes mitochondrial cytochrome c oxidase I (COI) and nuclear histone H3. The analysis has shown that these specimens are to be identified as Clibanarius virescens (Krauss, 1843).



Feb 22, 2018

ベトナムでのシンポジウム(その5)

posted by AA


International Symposium on the Education & Research of the Global Environmental Studies in Asia by Hanoi University of Science and Technology, Vietnam and Kyoto University (KU), Japan



このシンポジウムのポスター優秀賞は、なんとわが森里海連環学教育ユニットのEileen Huang(黄 琬惠)研究員の頭上に輝きました! Huangさんのフィールドは、瀬戸臨海実験所にほど近い田辺市の田辺湾西南に突き出した鳥の巣半島です。瀬戸実験所の何人かの方にとっては、おなじみの場所ですね。Huangさんの研究と、瀬戸臨海実験所で行っている生物多様性の研究や昨年度から始めた「森里海連環学実習」が、将来的にうまくコラボできると良いと思っています。




対象となった発表は以下の通りです。

タイトル: Sustainable development of Nation Park in Japan; Case study in Tanabe city Torinosu Peninsula in Wakayama


概要: National parks in Japan use park zoning system to designate national park area as such regardless of private land ownership. According to the calculation in 2016, over 25.5% of natural park’s lands are privately owned. Since some of natural parks’ lands are owned privately, park management needs support from regional residents, scholars or researchers didn’t focus on residents’ participation much. However, sustainable development of national parks in Japan becomes an important issue, because of attention on biodiversity. The purpose of this study is to pick up issues that a national park community will be faced with on the way to a sustainable development.

授賞式の様子。




Feb 19, 2018

ベトナムでのシンポジウム(その4)

posted by AA

International Symposium on the Education & Research of the Global Environmental Studies in Asia by Hanoi University of Science and Technology, Vietnam and Kyoto University (KU), Japan


森里海連環学教育ユニットによるセッションは、Future Prospect of Eco-tourisum Research for Studies on the Connectivity of Hills, Humans and Oceans. と題され、全体を吉積准教授がつかさどります。吉積准教授は、ベトナムをフィールドとして何度も訪れて研究をされており、一見物静かながら、実にバイタリティーあふれる方です。

吉積准教授は日本では、和歌山県の白浜町から田辺市にいたる地域のエコツーリズムの研究もされています。そのため、たびたび瀬戸臨海実験所を訪れ、その地域に関連のある研究をしている大和さんや原村さんが、吉積さんの研究に協力しています。

瀬戸臨海実験所は田辺湾に浮かぶ無人島の畠島の1世紀間調査と題して、潮間帯の海洋生物の種多様性に関する長期的変動の研究を行っています。こうした生物多様性の挙動の調査は、吉積さんの研究とのコラボも可能であり、その方面での発展も期待できると思います。













昼食風景。ベトナム料理が盛りだくさん。さまざまなスパイスのにおいで、むせぶようです。一見、ほとんど中華料理のように見えますが、味がかなり違います。どれもこれも非常に美味です。





左は森里海ユニットのEileen Huang(黄 琬惠)研究員。右は同ユニットのSarina Bao研究員です。若き才能あふれる行動力抜群の研究員の方々です。





Feb 15, 2018

ベトナムでのシンポジウム(その3)

posted by AA

International Symposium on the Education & Research of the Global Environmental Studies in Asia by Hanoi University of Science and Technology, Vietnam and Kyoto University (KU), Japan

Research Internationalization と題されたシンポジウムで、京都大学、ハノイ大学を含むアジアの5大学のStudent Exchange Programの調印式、山極総長を含む3名の講演者による研究と教育における国際協力の重要性、Global Environmental Studies を基盤とする国際協力の可能性に関するパネルディスカッションなどが行われました。


山極総長の講演です。








左から森里海連環学教育ユニットの安佛研究員、Eileen Huang(黄 琬惠)研究員、朝倉、山極総長、Sarina Bao研究員、清水准教授。ユニットの教員と研究員は、すばらしい機動力をもったチームで、こうしたシンポジウムやイベントをどんどんこなしていきます。




Feb 13, 2018

ベトナムでのシンポジウム(その2)

International Symposium on the Education & Research of the Global Environmental Studies in Asia by Hanoi University of Science and Technology, Vietnam and Kyoto University (KU), Japan

アジア全域を対象とした環境問題、持続可能な開発、自然保護とそれに関する啓蒙教育などを主眼としたこのシンポジウムのシリーズは2009年より京都大学が主体となって、アジアの各国を回りながら開催しているそうです。素晴らしい!

今回のこのベトナムのシンポジウムでは日本、ベトナム、カンオボジア、インド、インドネシア、ラオス、マレーシア、フィリッピン、タイ、シンガポール、ミャンマーなどの50近い大学や各種の研究機関から、約300人が集まるという大規模なものでした。東南アジアには、これだけの多種多様な大学があって、環境に関する研究と教育に対してさまざまな取り組みがなされている、ということを知る実に貴重な体験です。

 日本はアジア最大の先進国ですが、それだけにアジア地域におけるこうした連携、協力の必要性をひしひしと感じました。そういう意味でも、実に有意義な今回の学会です。
 また瀬戸臨海実験所でも、最近は東南アジアにフィールドワークに出かける人たちがいて、今後の研究のひとつの重要なポイントとなってきそうです。

















Feb 5, 2018

ベトナムでのシンポジウム(その1)

posted by AA

International Symposium on the Education & Research of the Global Environmental Studies in Asia by Hanoi University of Science and Technology, Vietnam and Kyoto University (KU), Japan


10月30日~11月1日に、ベトナムでの表記のシンポジウムのために、ハノイにやってきました。ハノイ大学ー京都大学の合同シンポジウムが、開催されます。この中で、わが京都大学森里海連環学教育ユニットからも多数の参加があり、セッションもひとつ受け持っています。京大からは私の乗った飛行機だけで、大学院生、教員、関係者あわせて50名! 山極ゴリラ総長も来られました。
 瀬戸臨海実験所でも畠島1世紀間調査などの生物多様性の長期的変動の研究を行っており、わが実験所の研究分野のひとつの将来をうらなう意味でも、とても勉強になるシンポジウムでした。白浜町から田辺市をフィールドにされているユニット教員の吉積先生や、黄研究員も参加されました。






ハノイ市の遠景。たくさんの高層ビルが立ち並んでいます。スカイツリーのようなタワーも見えます。人口650万人ほどの大都市です。近寄ってみると小さな建物が密集しているのがわかります。町の道路はバイクで溢れています。













ベトナム語はその7割が漢字に由来するのだそうで、漢越語というのだそうです。しかし現在はアルファベット(プラスいろいろな文字かざり)で表現するので、何が書いてあるかよくわかりません。ものの本によって仕入れたばかりの知恵ながら、日本語と良く似た発音のものもあるそうで、例えばクアンサット(観察)、カイカック(改革)、ティエンニエン(天然)、イーフック(衣服)、イーキエン(意見)などだそうです。