瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

Oct 29, 2013

祝! 岡西政典さん 論文出版!

posted by AA 

教育拠点研究員の岡西政典さんが藤田敏彦さん(国立科学博物館)との共著で論文を出版されました。 おめでとうございます!

Masanori Okanishi and Toshihiko Fujita. (2013) Molecular phylogeny based on increased number of species and genes revealed more robust family-level systematics of the order Euryalida (Echinodermata: Ophiuroidea). Molecular Phylogenetics and Evolution, 69 (3): 566-580.

本論文はツルクモヒトデ目の系統解析のPart 2にあたります。テヅルモヅル科とキヌガサモヅル科が単系統となること、テヅルモヅル科の中に3つのサブクレードが認められることを示しています。前者は新上科として記載し、後者のクレードのうち2つを既存の亜科に割り当て、残り1つを新亜科として記載しています。また本研究では、タクソンサンプリングと適切な遺伝子の選択が分子系統解析に与える影響についても言及しています。

岡西さんの精力的な研究に拍手!! (^^)bGood!

形態に基づく従来の科階級群の分類体系(左)と、本研究で明らかになった分類体系(右)。



本研究で記載されたコブモヅル亜科(Astrothamninae)のタイプ属の一種Astrothamnus echinaceus Matsumoto, 1912のホロタイプ標本(UMUTZ-Echi-Oph-29)

Oct 24, 2013

中国・厦門へ行ってきました。

いつも釣りのブログしか書いていませんが、ちゃんと仕事もしてるところをお見せしようと思います。

先日、中国・厦門大学で講義およびカサガイ類のサンプル採集を行ってきました。 院生の時から、あちこち海外へ行っていましたが、中国は初です!

厦門大学は現在、新キャンパスを建設中です。宿泊は旧キャンパス、朝食後スクールバスで1時間かけて、新キャンパスに到着。講義と貝類の鑑定に関する実習を行ってきました。

お、お、王宮!?

で、でかい!

お、お、お、王宮!?

学生寮。立派すぎます。

プールが、うちの実験所より大きい(汗)

玄関には中国語で講義の宣伝ポスターがありました。

ある日の昼食。牡蠣。貝は苦手なのになぁ(食べるのは)。

う、マテガイ。貝料理と牛の腸(内蔵系も苦手)などが円卓をぐるぐる回り、ロシアンルーレット状態でした。

鴨に野菜の炒めもの美味しかったです。

超大盛り。このあと4皿追加されて、4人分。
アイス2個を包んだデザート。

薬草ゼリーにプリンとアイス。

ん!?いいのか!?写真中央にはローソンの制服着たような何かが。。


打ち上げは日本料理屋にて。

いやー、よく食べます。皿が積みあがってますが、この後、これらの3倍は出てきました。

打ち上げの最後の集合写真です。後方中央がYunwei Dong教授です。
お世話になった研究室は、もともと生理・生態の研究室なので、分類に関する知識がほとんどありませんでした。図鑑に図示された1個体が種ではなく、種とは変異も含んだ1つの集団であるというような事を言ったら、何となく分かってくれたようです。

いろいろと共同研究の打合せなどもしてきたので、また近いうちに中国に行くことになりそうです。

posted by Tomo

Oct 19, 2013

標本移動作業その1


耐震工事が行われるため、水族館にある非公開の標本庫に
所蔵される大量の標本を引越しすることになりました。

大量の液浸標本、乾燥標本、骨格標本、貝殻エトセトラエトセトラ 

どれくらいあるのか その全貌さえ謎のまま始まった梱包作業。

どれも先人たちが残した貴重な物たちです。

由来は不明ですが、御神体?のような海綿や、海と関係ないワニなんかも出てきていましたよ。


有志の所員で10時から16時まで頑張って、やっと3分の1弱が梱包されました(かね?)。 

皆さんもそれぞれ重要書類の締切の前日だったり、私も博士論文執筆がある中での作業ですので 
一刻も早く終わらせようと、集中力がすごい!!

手ばかりを必死に動かして 気づけばそれぞれ瞑想状態に。

しかしその願いも虚しく 途方もない作業が終わる気配はなく。。

人手も時間も予算も足りません ;P

工事の着工は来月頭なので日にちもありません。

がんばらねば...

続きは追って誰かが報告してくれることでしょう☆

posted by Yuna

Oct 13, 2013

動物学会(各論その6)動物学ひろば編

posted by Mokanishi

長きに渡り連載されてきた動物学会各論もついに最終回です!
笑いあり,涙あり,もっちーの文才ありの
大変濃い連載でしたが
わたくしめの報告にて締めさせていただきたいと思います.
ちょっと写真多めだけどついてきてくれよな!

9/28日,最終日.
実はもっちーの目は前日のダメージで死んでいます.
一方の私は軽ダメージ!
宮崎先生を某A〇A HOTELにてお出迎え
流石,宮崎先生はもっちーよりもダメージ量が少ないご様子でした.

会場(玉野海洋博物館)につきました!
すばらしい天気!

早速準備開始です!

恒例のもっちー撮影ショー開始!
(準備しなさい)

もちづき が あらわれた !
(準備しなさい)

「まてまて,いつ準備するの?」

「今でしょ?」

宮崎先生(もっちーの指導教官)のお咎めも入り
入念な下準備の甲斐もあり,
一番に準備が整いました!


ちなみに,玉野海洋博物館では
このように海の生き物の展示と
標本の展示も行われています.
実は当館の敷地の横には,
岡山大学の臨海実験所(牛窓臨海の前身)があったそうで,
その頃の標本などが収められているそうです.

そうこうしている間についに動物学ひろば開始です!

続々と来客が!盛況です!

他のブースも盛況です!
小さな生き物を扱った「数ミリ以下の動物学」

東大三崎臨海実験所の「三崎の海の生き物たち」.
なんと生きたまま海洋生物を持ち込んでいました.
うーむ天晴.

むむ,これは....

なんとナメクジウオ!
透明なビーズに潜っている様子を観察できるように
鏡を使って工夫した展示でした.

こちらも負けてられません!もっちーのキメ顔で応戦!

...ではなく,所員全員で丁寧に応対です.
おや,お客さんはどこかで見た方のような....

今回度肝を抜かれた生き物「ヤドカリアミメコケムシ」
ヤドカリの入った貝の周りを群体性のコケムシがどんどん覆っていき,
巻きを増やしてしまうのだとか.
そうするとヤドカリは成長に伴って殻を代える必要がありません.
自力で動けないコケムシはヤドカリの力で分布を拡大でき,
双方に利益のある共生関係になっているそうです.

そんなコケムシ専門家の東京大学の広瀬さんに
コケムシの分類を教わりました!
今回瀬戸が持ち込んだのは
「ヤジリアミメコケムシ」の仲間ということがわかりました!

ここでちょっと休憩の撮影大会.
なんだかキメてます.

もっちーのジャンプ!

あまいぞ!こうだ!
脚の曲げ方が高いジャンプに見せるコツなのです.

そしてもっちーお得意の立体機動.
装置が...見える!!

と,休憩をはさみつつワイワイとしているうちに,
動物学ひろばが無事終了いたしました!

なんと464人もの来館者があったそうです!

片付けも,みんなで協力すれば早く終わります!

「動物学ひろば終了でーーす!」

「ぱちぱちぱち!」

ブース同士のこの一体感が,
今回の動物学ひろばの成功の要因でしょう.
とても実りあるイベントでした!

 
ふじもん,ばいばい!
こうして動物学研究者たちは各地へ戻って行きました.

また来年,必ず会おう!

その夜の打ち上げの様子.
D1の小泉君がハードボイルドに決めています!

千徳博士ともっちーの楽しげな笑顔!
動物学会の充実度合いを物語っています!
お疲れさまでした!






とうことで!!










動物学会終了!!













とおもいきや...












エピローグ開始!







翌日,興奮冷めやらぬ瀬戸一同は
帰所前に岡山城を散策しちゃいました.

おお,遠方に臨むは...

OKAYAMAキャッスル!
晴天に映えるキャッスル&もっちー.

おや,もっちーが小道を走り出して...?

自らポジショニングを!!!

ご覧くださいこの悩ましさとあどけなさが入り混じった表情.

一流のアイドルは,自分の最も映えるシチュエーションを
即座に理解すると言いますが,
もっちーは既にその能力を兼ね備えているようです.
もっちー,迷うことはない!そのまま芸能界へ飛び込むんだ!
 そんなもっちーはお昼に替え玉3玉目!

ぺろっと食べちゃいました!
そう,アイドルは体が資本なのです!

そんなこんなで,一同は帰路につきましたとさ.
お疲れさまでした!


今回の動物学会では本当に様々な方にお世話になりました.

学会会場でご意見くださった方々,
動物学ひろばにご来場くださった方々,
玉野水族館関係者の方々,
動物学会関係者の方々,
他の展示企画の方々,
懇親会で杯を酌み交わしてくださった方々,

そして誰よりSMBLの皆様に,
この場を借りてお礼を申し上げます.

ありがとうございました!