瀬戸臨海実験所公式ブログ ‐ 地球の海と生命を科学する人々の日常。

May 28, 2013

祝! 千徳さん論文出版!


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千徳明日香さんが論文を出されました。おめでとうございます!

Sentoku A, Ezaki Y (2013) Intrinsic Constraints on Sympodial Growth Morphologies of Azooxanthellate Scleractinian Coral Dendrophyllia. PLoS ONE 8(5): e63790. doi:10.1371/journal.pone.0063790



本論文では,キサンゴ科Dendrophyllia boschmai(A-D)と Dendrophyllia cribrosa(E–H)が,特定の1か所か2か所からのみ出芽することが明らかとされました.D. boschmaiは,出芽が左右交互に行われることでジグザグ状の形態になり,D. cribrosaは,出芽が一方向からのみ行われることで螺旋の形態を形成しています.さらに両種とも,2か所同時に出芽することで分岐を行っており,出芽部位はいずれの場合も片側に明瞭な極性を示し,方向隔壁を対称面として顕著な左右相称性を示めしています.これらのことから,六射サンゴにおいて,出芽部位に顕著な極性が認められ,サンゴ個体の体制に,左右相称性が内包されていることが示唆されました.


千徳さんは、昨年は4本も力作を国際誌に出されています。あっぱれ!

将来が楽しみな大器です!


May 25, 2013

祝! 岡西さん 学会賞受賞

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岡西政典さんが、第10回日本動物分類学会奨励賞を受賞することが決まりました。受賞記念講演は日本動物分類学会第49回大会(宮城教育大学)にて行われます。

201369()
日本動物分類学会奨励賞授賞式・受賞記念講演 9:00~9:30
岡西政典(京都大学瀬戸臨海実験所):西太平洋海域におけるツルクモヒトテ目(棘皮動物門)の分類・系統・ 進化


岡西さんは、これまでも数々の賞を受賞されています。

Preliminary Poster Award. The 3rd Global COE Retreat, The University of Tokyo (2010)
Masanori Okanishi and Toshihiko Fujita. Molecular phylogeney of the order Euryalida (Echinodermata: Ophiuroidea).

日本動物学会Zoological Science Award (2012)
Masanori Okanishi and Toshihiko Fujita. 2011. A taxonomic review of the genus Astrocharis Koehler (Echinodermata: Ophiuroidea: Asteroschematidae) with a description of a new species. Zoological Science 28 (2): 148-157.

日本動物学会藤井賞 (2012)
Masanori Okanishi and Toshihiko Fujita. 2011.  A taxonomic review of the genus Astrocharis Koehler (Echinodermata: Ophiuroidea: Asteroschematidae) with a description of a new species. Zoological Science 28 (2): 148-157.


 将来が楽しみです。ますますの活躍が期待されます! 


Okanishi et al., 2011にて記載された、新属新種のSquamophis albozosteres

May 8, 2013

祝! 藤本さん論文出版!

by AA
 瀬戸臨海実験所alumnusの藤本心太さんが、superviserの宮崎先生との共著で、新種の海底洞窟性クマムシの記載論文を発表されました。


Neostygarctus lovedeluxe n. sp. from the Miyako Islands, Japan: The First Record of Neostygarctidae (Heterotardigrada: Arthrotardigrada) from the Pacific

Shinta Fujimoto and Katsumi Miyazaki Source: Zoological Science, 30(5):414-419. 2013. Published By: Zoological Society of Japan


なおこの記載論文には、藤本さんの手になる新種の美しく緻密な図が出ていますが、これが
掲載雑誌Zoological Scienceの表紙にも使われることになりました。

Wonderful!    二重におめでとうございます。

http://www.zoology.or.jp/html/02_magazine/02_index.htm

海底洞窟からは近年、珍しい海洋生物がいろいろと見つかっていますが、クマムシもそうなのですね。

著者ご両人に祝福あれ!